顔にはオークル系を、首にはベージュ系を?!
一般的には、お顔の方が首よりも光が当たるため明るい肌色ですね。
たくさんのライトを浴びる芸能人のメイクは、お顔に非常に濃いめのファンデーションをブラシで付けるといいます。
そして一段明るいファンデーションを首につけるようですが、一般の方は、このメイク方法をさほど気にしなくてもよいでしょう。
顔と首の色が大きく違う場合は、この2色づかいをお試しください。
1色でまかなう場合は、ちょうどお顔と首の間のフェイスラインあたりの色を選びましょう。
これで顔が暗すぎると思う場合はハイライターで顔中心部、出っ張らせたいところに塗って調整できます。
逆に首が暗すぎると思う場合は、化粧下地を塗って明るくするなど、ハイライターや下地でメリハリをつけることでより肌がキレイに見えますよ。
やってはいけないファンデーションの選び方
手の甲などに付けて色味を見る人をよく見かけますが、実際は手の甲ではなくお顔に付けて使うものですから やはり実際使う時と同じように、お顔に付けてみて色味を見てみましょう。
頬などに付けてちょうどいい色だと思っても、元々お顔と首の色には差がありますので、 自分の肌の色に合わせたから自然に仕上がるはずだと思っていても、首の色とのギャップがある状態のままですと結局お顔だけ白浮きしてしまいます。
初めから首に塗ってみて色味を選ぶ方もいらっしゃいますが、それだとお顔と首の色味のギャップが大きい方ですと、お顔の色味が実際のお肌よりもワントーン落ちてしまいます。
日本人に合うファンデーションの色とは?
まずは色の濃さですが、日本人はオークル20と言われる色味の方が標準的なようですので、 オークル20に対して自分のお肌の色は濃いのか薄いのか、これが目安の1つです。フェイスラインに塗って試してみて下さい。
ただ、同じオークル20でもメーカーによって多少濃さが違いますので、メーカーを変える時には再度同じ番号で良いのか試してみて下さいね。
そして、お肌の色味は大きく分けて「ピンク系」「オークル系」「ベージュ系」の3種類に分かれます。
ピンク系は、色が白くて血管が透けているような赤みのあるお肌ですので、もっと言うとブルー系の方もいらっしゃいます。
オークル系は、黄色味の強いお肌を指します。
そしてピンク系とオークル系の中間が「ベージュ系」です。
それぞれのお肌の色味によってファンデーションの色味にも向き不向きがありますが、白いこと・明るいこと=キレイ ではありません。
何はともあれ「お肌を美しく仕上げる事」がファンデーションの役目、という事をポイントにして選べば間違いありません。
色々試してみて、自分の目だけではなく、出来ればお友達や美容部員さんなど客観的に見てもらった意見を参考にしてみましょう。
そうして一度決まったファンデーションの色味でも、お肌自体は年齢や環境によって変化しますので たまに色味を見直してみて、今の自分に合ったものを選んで常にキレイをキープして下さいね。